マーリンズからフリーエージェント(FA)となっていたイチロー外野手(44)が7日(日本時間8日)、古巣のマリナーズと正式契約を交わし、記者会見を行った。

 イチローとマリナーズの契約は1年契約で、年俸はメジャーの最低保障の54万5000ドル(約6000万円)を上回る年俸75万ドル(約8250万円)。スポーツ専門局ESPNなどによると、打席数に応じて最大125万ドル(約1億3800万円)の出来高が付く。まず150打席到達で20万ドル(約2200万円)、その後350打席までは50打席ごとに同額が支払われ、400打席到達で25万ドル(約2750万円)になる。年俸を含めると満額で200万ドル(約2億2000万円)となり、昨季の年俸と同額になる。なお、400打席を記録したのはマーリンズ時代の15年(438打席)が最後で、昨季は215打席だった。また、専属通訳に6万5000ドル(約715万円)が支払われるという。