マリナーズのイチロー外野手(44)が23日(日本時間24日)、頭部死球を受けて退場した。

 調整のため、2カ所で行われたマイナーの練習試合に出場。4回目の打席で、かつてDeNAでプレーし、現在レンジャーズのマイナーに所属する左腕ブランドン・マン投手(33)と対戦。3球目に時速91マイル(約147キロ)のツーシームがヘルメットを直撃し、イチローは約1分間、倒れ込んだ。

 その後、イチローは立ち上がり、トレーナーに付き添われながらも、自ら歩いてクラブハウスへ引き上げた。

 病院へは向かわず、同施設内で検査。ディポトGMは「彼は大丈夫。医師らの診察を受け、大丈夫との診断をもらった。試合に出場可能か、明日(現地24日)に再診察を受ける」と話した。

 イチローのこの日の打撃内容は、空振り三振、右中間二塁打、中前打、死球。3打数2安打だった。