レイズは、大谷翔平投手(23)が先発登板する20日(日本時間21日午前5時7分試合開始)のエンゼルス戦で、19日(同20日)に先発した救援右腕セルジオ・ロモ(35)を2日続けて先発させると発表した。

 昨年のWBCにメキシコ代表として出場したメジャー11年目のロモは、メジャー通算589試合目にして今日が初先発。コザート、トラウト、アップトンの右打者3人を3連続空振り三振に仕留め、降板した。

 本来であれば、2回から登板した左腕ヤーブローが先発を務める予定だった。キャッシュ監督は、ロモを先発起用した理由について「この考えに至ったのは至極当然。(エンゼルス打線は)右打者に偏っていて、何人かは固定されている。ロモが1、2イニングを投げれば、そこからヤーブローが投げることができる」とMLB公式サイトにコメント。左投げのヤーブローが、右打者偏重のエンゼルス打線に初回に捕まるのを防ぐため、ロモを起用したと説明している。

 大谷と対戦する20日の試合も、ローテ通りなら中4日で左投げのバンダが登板するため、この日と同じようにロモを初回、もしくは2回まで起用してからバンダに代えるとみられる。