エンゼルス大谷翔平投手(23)が、「5番DH」で出場し、3打数2安打と結果を残した。3回の第2打席で左中間への二塁打を放つと、9回には中前へ抜けるゴロで、一気に二塁を陥れた。

 大谷は2二塁打と2四球を記録し、出塁率と長打率を足した「OPS」を9割9分1厘とした。OPSは打者を評価する指標で、9割台で優秀な打者、10割以上になれば屈指の強打者とみなされる。

 最新の大リーグ公式サイトによると、ア・リーグのトップはレッドソックスのベッツで11割8分8厘、大谷の同僚トラウトが10割7分1厘で2位、オリオールズのマチャドが10割4分3厘で3位に続く。メジャー屈指の強打者が上位を占める中、大谷は投打の「二刀流」のため規定打席に届いていないが、6位のヤンキース・ジャッジの9割8分を上回っている。