エンゼルス大谷翔平投手(24)が17日(日本時間18日)、右肘内側側副靱帯(じんたい)損傷後、4度目のブルペン投球を行う。16日(同17日)、敵地ダラスでのレンジャーズ戦前に、ソーシア監督が「明日(17日)、軽めのブルペンに入る。アリゾナでは、より強めになるだろう」と話した。

 チームは21日(同22日)からアリゾナ州フェニックスでダイヤモンドバックスと2連戦を控える。17日にブルペンに入り、ダイヤモンドバックス戦が行われる翌週の初め頃にも、投球練習を行う予定だ。

 パドレス戦に代打で出場した15日(同16日)は、本拠地アナハイムのブルペンで35球を投げ、試合用のマウンドから33球、投球練習を行った。練習後は、約140キロ離れたサンディエゴへ移動し、パドレスとのナイトゲームに代打で出場(結果は空振り三振)。試合後はチームとともに次の遠征地、テキサス州ダラスへ移動した。カリフォルニア州と2時間の時差もあり、到着は午前4時ごろだったという。

 16日(同17日)のレンジャーズ戦前の全体練習は行われず、大谷もこの日はキャッチボールは行わなかった。(ダラス=斎藤庸裕)