エンゼルス大谷が元女房役の返り討ちにあった。21日(日本時間22日)のアストロズ戦に「4番DH」でスタメン出場。4打数無安打2三振に終わった。アストロズの先発は今季15勝目を挙げたコール。96マイル(約154・5キロ)を超える高めの直球に力負けした。相手の捕手はエンゼルスで大谷とバッテリーを組んでいたマルドナド。内角と高めを有効に使い「打ち取り方はいろいろあるよ」と笑った。

打席では、マルドナドから「元気ですか?」と日本語で話しかけられ「元気です」と返すなど仲はいいが、勝負となれば話は別だ。試合前の時点で、マルドナドが捕手だった打席では1本塁打を含む3割6分4厘。しかしこの日は4打席でノーヒットに抑え込まれた。第1打席では初めてフェースガード付きのヘルメットをかぶって臨んだが、空振り三振に倒れた。(ヒューストン=斎藤庸裕)