エンゼルス大谷翔平投手(24)が、メジャー恒例の「新人いじり」を体験し、移動中のバスでカラオケを熱唱した。歌ったのはラテンポップのヒット曲「Despacito(デスパシート)」を歌手のTEEが日本語バージョンにした歌詞。

「Despacito あぁ首筋から ゆっくりと 吐息に絡めて耳元 感じるたびにエスカレート」とセクシーなフレーズをチームバスの最前列で、右手にマイク、左手に歌詞のカンペを持ち、体を揺らしながら熱唱した。チームはアストロズ遠征から本拠地のカリフォルニア州アナハイムへ戻る途中で、チームバスに乗った同僚たちは「ヘイ、ヘイ、ヘイ」「イェーッ!」などの合いの手や手拍子を入れて大盛り上がりだった。

歌詞はさらに際どくエロいフレーズとなり、そこでバスはさらに絶頂の盛り上がり。歌い終えた大谷は照れくさそうにしながらも、最後はエンターテイナーのように右手を胸の前に当てて一礼し、後ろの席へ戻った。

熱唱中の動画は、同僚の救援左腕へレスが撮影してSNSで配信し、ファンがツイッターに投稿して大きな話題となった。動画には目がハートマークの絵文字を使った女性ファンのコメントが多数寄せられ「オーマイガッ」「キュート」「クール!」とメロメロ状態だった。

新人いじりの行事はメジャーのほとんどの球団で行っており、遠征時に仮装をすることなどが多い。エンゼルスは仮装はしていない様子だったが、シーズン最後の移動バスの中で大谷が全員の前で歌わされる「いじり」で盛り上がったようだ。