MLB公式サイトは17日、メジャーリーグの“破られない記録”を特集。マリナーズのイチロー球団会長付特別補佐が、同球団で2004年に記録した262安打などが挙げられた。

記事では「イチローほど多様な形でファンをワクワクさせた選手はほとんどいない。それには打席での非の打ち所のないバットコントロールとタイミングが含まれる。イチローが1シーズンで挙げた安打記録を破るには卓越した安定感と打席数、ミート技術の組み合わせが必要となる」と紹介。イチローはこの年に704打数をマークしているが、1シーズンで700打数以上を記録した選手は4人しかいない。イチローの安打数を破るには「打率3割7分3厘と700打数以上をマークする必要がある」と伝えている。

そのほか、ジョニー・バンダー・ミーア(レッズ)が1938年6月15日のドジャース戦で達成した2試合連続ノーヒットノーラン、ジョー・ディマジオ(ヤンキース)が1941年にマークした56試合連続安打、ノーラン・ライアン(アストロズなど)の通算5714奪三振、2795四球、リッキー・ヘンダーソン(アスレチックスなど)の通算1406盗塁と1982年の130盗塁、カル・リプケンJr.(オリオールズ)の2632試合連続出場などが挙げられている。