21年のメジャー生活を今季限りで終えると発表したレンジャーズのエイドリアン・ベルトレ内野手(39)が、引退という決断について声明で語り、ファンに感謝の意を示した。

ベルトレは「慎重に考え、何日もの眠れない夜を過ごした末に、野球をするという、全人生をかけて愛してきたことから離れるという決断をした。悩み抜き、野球が自分に与えてくれたすべてのことをありがたく感じつつも、引退する時が来たと思う」と述べた。

また、「私の野球人生を通じて変わらぬサポートをくれたドミニカ共和国、米国、中南米およびメキシコのすべてのファンに、心から感謝申し上げる。世界最高の競技をプレーした思い出を今後もずっと大事にしていくとともに、家庭に専念できることにワクワクしている。人生の第二章を歩む準備はできている」と綴った。

ドミニカ共和国出身のベルトレは、19歳の1998年にドジャースでメジャーデビュー。強打と好守の三塁手として2004年に48本塁打を放ち本塁打王となった。メジャー通算21年で3166安打を放ち、4度のシルバースラッガー賞、5度のゴールドグラブ賞を受賞している。