エンゼルスのブラッド・オースマス新監督(49)が、大谷翔平投手(24)のパワーと技術を、12年に3冠王を獲得したタイガースのミゲル・カブレラ内野手(35)に例え、高く評価した。

米国ネバダ州ラスベガスで行われているウインターミーティングで、メディア対応を行い、大谷について言及。「彼の打撃練習をキャンプで初めて見た。印象に残ったのはバットからどう、ボールが飛んでいくかというところ。カブレラに非常に似ている。とてつもないパワーもそうだが、特に注目すべきは、彼らは逆方向へ飛ばす力を持っているということ」と話した。

また、レギュラーシーズンで10盗塁をマークした大谷の足の速さにも触れ、「本当に素晴らしいスピード。アメリカンフットボールで言えば、おそらくワイドレシーバーになれるかな」と、NFLで抜群の敏しょう性が必要とされるポジションに例え、身体能力の高さを評価した。