エンゼルスは20日(日本時間21日)、インディアンスからフリーエージェント(FA)となっていたコディ・アレン投手(30)を獲得したことを発表した。契約は1年。守護神としての活躍が期待される。

アレンは昨季70試合の登板で27セーブ、防御率4・70の成績を残した。通算では登板456試合、149セーブ、防御率は2・98。2015年以降、4年連続で25セーブ以上を挙げており、インディアンスの守護神として活躍した。昨年までの4年間で連続して25セーブ以上を挙げた投手は、ドジャースのジャンセン、レッドソックスからFAとなっているキンブレルと、アレンの3投手のみだった。

エ軍の救援陣はアンダーソン、ロブレス、バトリーら若手が成長しているが、経験豊富な守護神は不在。大谷翔平投手(24)が打者に専念する来季、投手陣にやや不安を抱える状況だった。2月中旬から始まる春キャンプ前に、実績のあるアレンの獲得でリリーフ陣の強化に成功した。