プライス3勝目 ゲームやりすぎで手根管症候群疑惑

<ブルージェイズ2-5レッドソックス>◇12日(日本時間13日)◇ロジャーズセンター

 レッドソックスの元サイ・ヤング賞左腕、デービッド・プライス投手(32)が5回1/3を5安打2失点に抑え、今季3勝目(4敗)を挙げた。

 同投手は、手根管症候群と診断されたため先発予定だったヤンキース戦を回避。3日以来中8日空けてのマウンドとなった。ESPNなど複数の米メディアは、手根管症候群と診断された理由について、ゲームのやりすぎで症状を引き起こした可能性があると報じていた。プライスはメジャー屈指のゲーマーとして知られるが、6日の投球練習後に右手にしびれを感じたため、ボストンに戻り診断を受けていた。

 手根管症候群とは指などがしびれる症状で、タイピングなど同じ動きを繰り返し行うことが原因。野球選手よりもプロゲーマーがなりやすいという。現在メジャーでは、日本でも人気のオンラインTPS(三人称シューティング)ゲーム「フォートナイト」が大流行しており、プライスは「スタジアムでも、ホテルでも、遠征でも、グラウンドから離れたらいつでもみんなと一緒にやっているよ」と先月話していた。