ロッテがサヨナラ負けを喫した。

 3-3の延長11回、1死走者無しで西野が柳田にサヨナラのソロ本塁打を打たれた。カウント1-0からの2球目、直球が高めに入り強振された。右翼席上段へ飛び込む完璧な当たりだった。

 粘りも実らなかった。打線は2度のビハインドを追いつき、6回からは中継ぎ陣が無安打リレー。ただ、最後に守護神が打たれた。

 伊東勤監督(52)は西野を責めなかった。「しょうがない。みんな、やることをやった」とチームの粘りを評価した。最後は「明日で9連戦が終わる。勝って締めくくりたい」と、気持ちを切り替えるように話していた。