巨人山口鉄也投手(31)がつかまった。両軍無得点の延長12回、無死一塁の場面で登板。犠打と安打で1死満塁とし、菊池、丸に連続適時打された。ともにバットの芯は外すも、変化球をヒットゾーンに運ばれた。

 失点の直後には、ポケットに入っていた数珠をベンチに戻すよう指摘を受け、審判と言い合う珍しい場面もあった。小林和球審は「投球のたびに触っていたので、『出しなさい』と(二塁塁審の)深谷が言った」と説明。そのまま降板した山口は「特にありません」と険しい顔だった。