日本ハム有原航平投手(23)が7回7安打1失点と好投した。
初回に1死一、二塁のピンチを併殺打で切り抜けると、リズムに乗った。2回から4回までは完全投球。1点リードの5回に3連打で1点を失ったが、味方打線が6回に勝ち越し。7回2死二塁の場面では代打松中を152キロの直球で空振り三振に打ち取り、雄たけびを上げた。
「今日は『低め真っすぐ』だけを意識して投げたので、その結果抑えられたのかなと思います。初回に連打を浴びましたけど、フォアボールで与えたランナーではなくて、詰まったヒットでの出塁だったので、うまく気持ちを切り替えて、そのあとも投げることが出来ました」と、投球内容にも納得。勝利の瞬間を待ったが9回に同点に追いつかれ、9勝目は逃した。