DeNA山口俊投手(28)が9日、宜野湾キャンプ第2クール4日目にシート打撃に登板した。

 1-1のカウントから打者8人に対して21球を投げ、4連続を含む5三振を奪った。ロペスはフォークだったが、荒波、梶谷、渡辺、松本の4人からは新球のワンシームで空振り三振に仕留めた。「去年のキャンプでも投げましたが、求めた変化をしなかったので、1月末から握り方も投げ方も変えた。打者は求めていた反応に近い。ウイニングショットにも使える感じです」と、実戦で使えるメドが立った。すでにラミレス監督から開幕投手を告げられており、初の大役に向けて調整は順調だ。