日本ハム大谷翔平投手(21)は、ベーブ・ルースゆかりの球場で勝つことはできなかった。

 同氏が1934年に、日米野球でプレーしたことがある地。毎回走者を背負う苦しいマウンドだったが、6回105球を投げ、5安打6奪三振1失点にまとめた。

 「全体的によくなかったですね。開幕戦のときと同じような感じ」。6回の失点で、プロ入りから続いていた地方球場での連続イニング無失点も「36」で止まった。

 降板後に一端追いつかれて今季初勝利もお預けとなったが、最後はサヨナラ勝ちし「結果的に勝ったし、ウチも勢いが強い。明日につながると思います」と話していた。