中日は19日、都内のホテルでスカウト会議を開いた。森繁和監督(61)落合博満GM(62)も交えて、投手の候補者約40人のビデオを見ながら最終チェック。結論は当日に持ち越しになったというが、1位入札の候補を5人に絞った。明大・柳、桜美林大・佐々木、創価大・田中、作新学院・今井、履正社・寺島の5投手だ。

 森監督は「即戦力(の希望)は変わらない。みんなが『これ』という状態ではない。最終的に監督が決め手となったら、言うかもしれない。他球団と重なるかもしれないし、単独になるかもしれない。それは仕方ない。3パターンは用意した」と説明した。

 パターンの1つには、野手の1位指名も含めた。ウエーバー順が2番目になる2位で、残っている即戦力投手を狙う案を用意した。