オリックスは13日、来季の新外国人3投手の獲得を発表した。マット・ウエスト投手(28=ドジャース3A)、フィル・コーク投手(34=パイレーツFA)、ゴンザレス・ヘルメン投手(29=ロッキーズFA)。背番号はウエストが29、コークが25、ヘルメンが42に決まった。

 米テキサス州出身のウエストは07年ドラフト2巡目でレンジャーズから内野手として指名され、11年に投手転向した異色の速球派右腕だ。メジャー通算5試合登板。今季は3Aで39試合にすべて救援登板して3勝0敗、防御率2・33の安定した成績を残した。

 米カリフォルニア州出身の左腕コークはメジャー経験が豊富。通算407試合に登板して22勝27敗、防御率4・19の成績が残っている。

 ヘルメンはドミニカ共和国出身で、11月の高知秋季キャンプにテスト参加。実力が認められ、晴れて入団が決まった。今季ロッキーズで40試合登板など、メジャー通算129試合。力強い直球とチェンジアップを武器にしている。

 長村球団本部長は「外国人はこれでひと段落」と話した。既にステフェン・ロメロ外野手(28)の獲得を発表済み。背番号は9に決まった。残留するディクソン、モレルと、テスト入団から育成契約が決まったダリル・ジョージ内野手(23)を含めて来季は外国人7人態勢で臨むことになった。