ソフトバンクは20日、福岡市のヤフオクドームで春季キャンプに向けた監督・コーチ会議を開き、工藤公康監督はドラフト1位の新人、田中正義投手(創価大)を主力中心のA組でスタートさせることを明らかにした。「それだけの力を持っている。しっかり見ながらアドバイスできれば」と期待した。組分けは30日に正式発表の予定。

 新人のA組は2013年に東浜巨投手らが入って以来になる。また、右肩手術からの完全復活を目指す松坂大輔投手について工藤監督は「ベテランの投手は自分のペースでつくってもらった方がいい調整ができる」と述べ、若手やリハビリ組が中心のB組からの始動を示唆した。