楽天嶋基宏捕手(32)が野球同様、女子大生を巧みにリードした。

 23日、立花陽三球団社長(46)を司会として、仙台市の宮城学院女子大でトークショーを行った。同大の学生から恋愛に関する質問が飛び出し、北海道で由紀夫人(32)にプロポーズしたシーンを、女子大生をハグするような格好で「結婚しよう」とささやいて再現。その瞬間、集まった約200人が沸いた。

 「恋愛は距離感がすごく大事。近すぎず、遠すぎず。バッティングと同じ」と、ユーモアを交えながら独特の恋愛観を披露した。

 今春に就職を控えた4年生からは、卒業後の遠距離恋愛の悩みを打ち明けられた。嶋は楽天入り後、国学院大時代に交際を始めた由紀夫人と、仙台と東京で離れ離れになった経験がある。「いつ会おうと決めて、それをモチベーションにしていた。不安になった時もあるけど、会った時にこの人が好きなんだと思う。新鮮さがあっていいと思います」と、遠距離恋愛成就へのアドバイスも送った。

 学生と女性向け企画の実施や、女子大生のファン拡大を目指していた楽天は、昨年4月に宮城学院女子大と連携協定を締結。17年の最初の取り組みとして、トークショーを開催した。