ドラフト1位の佐々木千隼投手(22=桜美林大)のプロ初実戦は、2回無安打無失点だった。奪三振3で、最速は148キロを記録した。

 白組(1軍)の2番手として、3-0の3回に登板。先頭大木は遊ゴロに仕留めたが、続く中村に死球を与えた。さらに二盗と暴投を重ね、2死三塁を招いた。ただ、最後は根元を外に落ちるシンカーで空振り三振に仕留めた。

 4回は3者凡退だった。

 失点はしなかったが、最初のイニングはボール先行で苦しんだ。「1イニング目は緊張してしまって、力みであったり、体重移動がすごく速くなったりしてしまった。空振りもあまり取れなかった。際どいところに投げてもファウル。それが、アマチュアと違うなと思った。1つ1つの精度を上げないと、勝てる投手にはならないのかなと思う」と振り返った。