東都大学リーグで昨秋25季ぶりの優勝を飾った日大が19日、連覇へ向け千葉・習志野市の同大グラウンドでNTT東日本と今年最初のオープン戦を行った。

 プロ注目で先発したNTT東日本・渡辺啓太投手(23=神奈川工大)を序盤に攻め2点を奪ったが、8回に2点を献上し2-3で逆転負け。仲村恒一監督は「バッテリーが鍵。でも、みんな危機感を持ってやっているし、それだけみんなにチャンスがあるということ。ひとつになってやっていこうという雰囲気はある」と語った。

 一方、NTT東日本・渡辺は“今季初先発”で5回2失点も4者連続を含む5奪三振。尻上がりに調子を上げた。「ストレートのコントロールと変化球の使い方が課題で、序盤はそこを気にしすぎました。チームとして結果を出すことが第一。そうすれば自分の(プロへの)道もつながると思います」と言った。