今秋ドラフトで1位候補に挙がる最速152キロ左腕、JR東日本の田嶋大樹投手(20=佐野日大)が22日、宮崎で行われた巨人2軍との練習試合に先発した。

 今季初実戦は3回を投げて被安打5、4失点、1奪三振だった。2回に3連打で先制点を許すと、2死満塁から寺内に左中間を破る走者一掃の適時三塁打を献上。3回を投げ終えてマウンドを降りた。

 「真っすぐは悪くなかったんですが、変化球の精度がまだまだでした。相手は1軍でも活躍されている選手ばかり。寺内さんですとか、社会人では通用していた真っすぐもファウルにされてしまった。もっと変化球の精度を上げなければ、真っすぐも生きてこない」と振り返った。