楽天ドラフト2位の池田隆英投手(22=創価大)が、プロ初実戦・西武との練習試合(高知・春野)に登板した。

 6点リードの8回から3番手でマウンドに上がった。カーブ、フォークなど変化球の制球が定まらず、1回で打者9人を要した。低めを突く直球は最速149キロをマークしたが、4安打2四球4失点。「投げ込みや練習が足りないということだと思う」と、ほろ苦デビューに唇をかんだ。

 与田投手コーチは「練習量が足りないということ。低めに直球を投げられるという収穫もあったが、変化球でカウントを取れるようにならないと。課題は見ての通りです」と表情を曇らせた。