15年10月に受けた股関節手術からの復活を目指す巨人杉内俊哉投手(36)が、今季3度目の実戦登板に臨んだ。

 先発して5回3分の2を3安打3失点にまとめ、7三振を奪った。最速は138キロ。5回終了までは1死球だけの無安打無失点に抑えていたが、6回に3連打で2失点。予定の80球を超えた2死二塁でマウンドを降りた。

 「5回75球くらいかと考えていたので、6回までいけるとは思わなかった。直球でファウルが取れて、有利なカウントにできたことがよかった。前回よりも右足に力も入ったし、少しずつよくなっている」と手応えをつかんでいた。