ソフトバンク松坂大輔投手(36)が先発し、7回無安打無得点、6奪三振の快投も開幕ローテーション入りはならなかった。試合後、工藤監督は「総合的に考えた。松坂、摂津が2軍で調整してもらって」と、開幕ローテーションから外れたことを明言した。2人は明日26日から福岡・筑後市のファーム施設で調整する。

 松坂は「最後の最後でいい内容が出せてよかった。どの試合も僕には大事な試合。3回くらいからテンポがよくなった。(この状態を)継続していく。それしかないですね」と話した。

 試合は8回五十嵐、9回サファテも広島打線に安打を許さず、ノーヒットノーランリレーとなった。95年3月8日にオリックスがダイエーを相手に神戸で4投手リレーで記録して以来22年ぶりの珍記録。7回に川島の左前適時打でソフトバンクが勝ち、松坂にはオープン戦ながら15年3月4日阪神戦(甲子園)以来、2年ぶりの白星がついた。