神スイングでおなじみのタレント稲村亜美(21)が始球式を行い、まさかの大暴投だ。

 オリックス本拠地には初登場で、これが10球団目。大正製薬株式会社協賛の「リポビタンDナイター」で、さわやかなブルーのユニホームでマウンドに上がった。打席に立ったソフトバンク復帰後1軍初出場の川崎から「リラックス!」と言われて投げた1球は、高めにすっぽ抜けて捕手若月も取れないほど。「悲しいです。あの川崎選手に投げられたのはうれしいですけど…。ワンバウンドくらいで投げようと思ってました」。

 球速は自己最速103キロに遠く及ばない92キロ。「おっそ!」と思わず声を上げた。「今までで一番恥ずかしかった。出直します」と最後まで反省しきりだった。