早大の1年生左腕、早川隆久投手(木更津総合)がリーグ戦初先発し8回途中11三振を奪って初勝利を挙げた。

 高校時代U-18にも選ばれた左腕は経験豊富で、初先発でも落ち着いていた。8安打を打たれたが要所を締め4失点(自責3)で勝ち投手となった。早川は「いくらヒットを打たれても無失点でいければと思っていました。課題の残るピッチングでしたが、勝ちにつながる投球を目指しました」と言った。4番の加藤雅樹外野手(2年=早実)は左翼スタンドへ、今季2号の3ランを放つなど2安打4打点。高校通算47本塁打を放ったが逆方向は1本だけ。「ちゃんと芯を食った。レフトフライかと思ったけど入ってくれました」と笑顔だった。