早大の1年生左腕、早川隆久投手(木更津総合)がリーグ戦初先発で初勝利を挙げた。4番加藤雅樹外野手(2年=早実)の左翼への2号3ランなどで、東大に7-4で先勝した。

 ルーキーがチームを救った。早川が4回まで無安打投球。8回途中8安打11三振を奪って初勝利した。先発の軸である小島和哉投手(3年=浦和学院)が故障で離脱する中、昨夏U18(18歳以下)高校日本代表に選ばれた1年生左腕が頼もしい投球を見せた。早川は「完投が目標でしたが後半に球が浮いた。100球で終われることを目標にやっていきたいです」と浮かれることはなかった。