ヤクルト由規投手(27)がチームの連敗を14で止めた。2点リードしたまま、5回を投げ切り1安打2失点でマウンドを託した。救援陣も意地をみせ4投手が無失点リレーで7月初勝利をつかみ取った。

 由規の久々の3勝目がチームの大型連敗を止めるデッカイ白星となった。試合後のインタビューでは「早い回でマウンドを降りて申し訳ないという気持ちだったけど、とにかく勝つことを祈ってベンチで見ていた。僕ら以上にファンが待っていた勝利。ファンの皆さま本当にすいませんでした。毎日、毎日、熱い声援は僕らにも届いていました。連敗が続いていたけどここから勝ち続けていきたい」と話しながら、目はうっすらと光るものが浮かんでいた。