阪神がヤクルトに7月初勝利を献上した。先発能見ら投手陣が制球に苦しみ、劣勢の展開。

 2点を追う6回表無死一、二塁では3番中谷がバントを失敗。福留、ロジャースも連続三振に終わり、同点の機運は一気にしぼんだ。

 金本知憲監督(49)は「あれで流れが大きく変わった」と中谷のミスを嘆いた。首位広島とのゲーム差は「9」に広がった。