慶大のエルドレッド、4番岩見雅紀外野手(4年=比叡山)が4回に3試合連続となる4号2ランを前日に続いて右方向へ運んだ。リーグ歴代6位タイの18号と量産している。

 引っ張り専門だった強打者は「特に右方向を意識していないが外角真っすぐに自然にバットが出た。投手との間合いがよく取れるようになっている。三振しても春までとは質が違う」と満足そうだ。

 岩見は2年秋に初本塁打。今年は計9本となり、リーグ記録のシーズン7本、年間11本も見えてきた。

 残り3カードあり、慶大の高橋由伸(現巨人監督)の持つ通算23本の最多記録更新も夢ではない。「シーズン前にはその本数が打てれば優勝できると言いましたが数字は終わってから」と平静を装った。

 10月には「プロ野球志望届」を提出する。