レギュラーシーズン3位のDeNAが初戦黒星からの連勝で、同2位阪神を破りファイナルステージ進出を決めた。

 同一年に、セ・パ両リーグとも初戦に敗れたチームが逆転突破したのは史上初。DeNAは昨年に続き、2年連続のファイナル進出となった。

 DeNAは初回、ロペスのタイムリーで先制。さらに嶺井も2点適時打を放ち、初回から3点のリード。阪神先発の能見は1死しか取れず、3失点で降板した。

 DeNAは4回、梶谷のタイムリーとロペスの2ランで追加点を挙げた。阪神は6回、5番手で藤浪が登板。3者凡退の投球で流れを作ると、その裏に大山の適時打で1点を返した。

 DeNA先発のウィーランドは、バットでは3打数無安打だったが7回を7安打1失点の投球で試合を作った。8回をパットン、9回を山崎康がつなぎリードを守りきった。

 セ・リーグのCSファイナルステージは18日から広島の本拠地マツダスタジアムで行われる。