立正大が、日大に2連勝。勝ち点を3にのばし、来週の他チームの勝敗次第では2位の可能性も残し全日程を終了した。

 2-2で迎えた7回表、2死から伊藤裕季也内野手(3年=日大三)が、左翼席へ勝ち越し本塁打を放ち試合を決めた。「4番として本塁打を打って終わりたいと思っていました。詰まった当たりだったので、距離的には危ないと思ったんですが。一緒に戦ってきた4年生のためにも勝ちたかった」と振り返った。

 今秋、15季ぶりに1部昇格。開幕から2カード連続で勝ち点を落としてからの勝ち点3。坂田精二郎監督(42)は「最初は雰囲気にのまれていたが、慣れもあってしっかりチームを立て直すことができた。来年にもつながるリーグ戦だと思う」と、手応えを話した。