オリックスが17日、阪神からFA宣言した大和内野手(30)と兵庫県内で初交渉したことが分かった。

 3年総額3億円程度を用意し、福良監督も同席。サプライズで球団の伝説的OB福本豊、糸井が背負った7番も用意してラブコールを送った。条件提示など約2時間の交渉を終えた長村裕之球団本部長は「いい話し合いができたと思う。チームが上昇するために、大和君の力がぜひ必要だと伝えた」。交渉解禁日の前日16日にはDeNAが初交渉に臨み、3年以上の複数年契約を準備。残留要請を続ける阪神はすでに4年契約を提示している。依然、移籍か残留か五分五分の情勢。今後、大和は長期間の熟考に入る。