ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(33)の残留が決定的となったことが21日、明らかになった。1年契約と今季年俸の300万ドル(約3億4500万円)を基本とした条件で最終調整に入っている。今季は打率2割5分4厘ながらチームトップの32本塁打、80打点を記録した。奥村国際グループ担当部長は「順調に交渉が進めば、保留者名簿に入って残留の発表ができる」と説明。早ければ11月末にも正式な契約を結ぶ見込みだ。

 またデービッド・ブキャナン投手(28)もこの日までに残留が決定した。来日1年目の今季は6勝13敗も25試合に登板。先発ローテーションを守ったことを高く評価されており、2年契約を結ぶ予定だ。