阪神香田投手コーチが24日、秋季キャンプ中に右肩に違和感を覚えた藤浪を特別扱いしない方針を示した。

 藤浪は秋季キャンプ終盤で同箇所の違和感を覚え、先発予定だった18日練習試合の登板を回避。香田コーチは「本人もそのつもりで(春季キャンプに)間に合わせるようにトレーニングをしてくれたら、肩のできも早い。打撃投手をしてもらって、その次のクールから実戦に入ると思う。逆算して肩を作ってほしい」。横一線で開幕ローテを争わせる考えだ。藤浪は「普通に調整をすればいいと思う。1月にしっかり練習したら、(春季キャンプに)間に合う。今までメニュー通りに消化してきた。例年と変わらないです」。今季は自己最少の3勝に終わっただけに逆襲に燃えている。