期待の若手選手が腕を磨くアジア・ウインターリーグは最終日。日本からはイースタン・リーグ選抜、ウエスタン・リーグ選抜、社会人野球選抜の3チームが参加(他に台湾プロ、米国&欧州選抜、韓国プロ)。社会人選抜が4-3で台湾プロを破り3位。

 決勝戦はイースタン選抜が韓国プロに勝利し初優勝を決めた。


決勝:イースタン選抜4-1韓国プロ


チーム
イ軍
韓国

【イ】京山(De=4回1/3 5安打1失点)菅原(楽=1回2/3無安打無失点)笠井(De=1回無安打無失点)中尾(ヤ=1回無安打無失点)成瀬(巨=1回無安打無失点)


【試合経過】

イースタン選抜は1回表、2死から3番田中和、4番佐野が連続安打も無得点

韓国選抜は1回裏、2死から連続安打も無得点

イースタン選抜は2回表、7番細川が左前安打、8番宗接が遊撃エラーで1死一、二塁も無得点

韓国選抜は2回裏、3者凡退

イースタン選抜は3回表、3番田中和、4番佐野の連続安打で1死一、三塁から5番柿沢が中前適時打、中堅が後逸する間に一塁走者も還り2点先制

韓国選抜は3回裏、先頭打者が出塁も無得点

イースタン選抜は4回表、1死から9番松尾が右中間への打球を放ちライトがもたつく間に二塁進塁、1番松原が中前安打も本塁タッチアウト。2死二塁、2番吉川がセンターオーバーの適時三塁打で追加点。3番田中和は四球、4番佐野が中前適時打で4点目

韓国選抜は4回裏、先頭打者が安打で出塁も無得点

イースタン選抜は5回表、3者凡退

韓国選抜は5回裏、連続四球と安打で無死満塁から中犠飛で1点をかえす

イースタン選抜は6回表、3者凡退

韓国選抜は6回裏、四球で出塁も併殺打で無得点

イースタン選抜は7回表、1死から4番佐野が二塁強襲の内野安打を放つも無得点

韓国選抜は7回裏、死球で出塁も無得点

イースタン選抜は8回表、8番田中貴が中前安打、1番松原が四球、2番吉川が左前安打で2死満塁も無得点

韓国選抜は8回裏、3者凡退

イースタン選抜は9回表、3者凡退

韓国選抜は9回裏、3者凡退で試合終了。イースタン選抜が優勝を決め、川相監督が胴上げされ7度宙を舞った


【イースタン選抜スタメン】

1(左)松原=巨

2(二)吉川=巨

3(中)田中和=楽

4(一)佐野=De

5(三)柿沢=巨

6(指)渡辺=ヤ

7(右)細川=De

8(捕)宗接=ロ

9(遊)松尾=De

P京山(De)


3位決定戦:社会人選抜4-3台湾プロ


チーム
台 湾
社会人

【社】岡野(東芝=5回6安打3失点5K)高橋(日生=1回無安打無失点)生田目(日通=1/3回2安打無失点1K)坂本(新日鉄住金広畑=2回無安打無失点4K)勝野(三菱重工名古屋=2/3回無安打無失点1K)

【試合経過】

台湾は1回表、2死から3番が左前安打も二盗失敗で無得点

社会人は1回裏、2番北村が四球で出塁も無得点

台湾は2回表、先頭打者が安打も併殺などで無得点

社会人は2回裏、3者凡退

台湾は3回表、1死から右二塁打。2死後1番打者の右前適時打で1点を先制

社会人は3回裏、3者凡退

台湾は4回表、3者凡退

社会人は4回裏、先頭の2番北村が右前安打。2死後5番辻野の右越え適時三塁打で1-1同点

台湾は5回表、2死二、三塁から9番打者の左前2点適時打で3-1と勝ち越し

社会人は5回裏、四球と送りバントで1死二塁。しかし後続倒れ無得点

台湾は6回表、1死一塁も併殺で無得点

社会人は6回裏、無死満塁。1死後内野ゴロ併殺崩れの間に1点返し2-3

台湾は7回表、無死一、二塁も無得点

社会人は7回裏、先頭の木南が左前安打。送って1死二塁。佐藤の左前安打で一、三塁。盗塁で二、三塁。北村は四球で満塁。松本の二ゴロの間に3-3同点。その後2死満塁から辻野は遊ゴロ。当初の判定は二封でチェンジだったがチャレンジ(ビデオ判定)の結果、セーフ。4-3と逆転した

台湾は8回表、3者凡退

社会人は8回裏、3者凡退

台湾は9回表、1死から四球の走者をだしたが無得点で試合終了


【社会人選抜スタメン】

1(中)佐藤=東芝

2(遊)北村=トヨタ

3(指)松本桃=ホ鈴鹿

4(一)田村=JR西

5(右)辻野=ホンダ

6(左)長谷川=JR東

7(二)久保=三菱日立

8(捕)木南=日通

9(三)小室=JR東

P岡野=東芝


勝敗表


順位チーム名試合引分勝率
社会人野球選抜19120.706
台湾プロ19110.611
韓国プロ190.529
イースタン選抜19100.526
ウエスタン選抜18110.353
米国&欧州選抜18120.250


イースタン選抜メンバー

【監督】

川相 昌弘(巨人)

【コーチ】

三沢 興一(巨人)

小野寺 力(ヤクルト)

鶴岡 一成(ロッテ)

栗原 健太(楽天)

柳田 殖生(DeNA)

森岡 良介(ヤクルト)

金城 龍彦(巨人)

会田 有志(巨人)

【投手】

谷岡 竜平(巨人)

今村 信貴(巨人)

坂本 工宜(巨人)

成瀬 功亮(巨人)

高井  俊(巨人)

菅原  秀(楽天)

中尾  輝(ヤクルト)

寺島 成輝(ヤクルト)

岩橋 慶侍(ヤクルト)

島  孝明(ロッテ)

種市 篤暉(ロッテ)

京山 将弥(DeNA)

笠井 崇正(DeNA)

【捕手】

田中 貴也(巨人)

堀内 謙伍(楽天)

古賀 優大(ヤクルト)

宗接 唯人(ロッテ)

【内野手】

吉川 尚輝(巨人)

柿沢 貴裕(巨人)

渡辺 大樹(ヤクルト)

奥村 展征(ヤクルト)

松尾 大河(DeNA)

佐野 恵太(DeNA)

【外野手】

松原 聖弥(巨人)

田中 和基(楽天)

細川 成也(DeNA)


ウエスタン選抜メンバー

【監督】

大道 典良(ソフトバンク)

【コーチ】

田之上慶三郎(ソフトバンク)

小松  聖(オリックス)

藤井 彰人(阪神)

赤田 将吾(西武)

風岡 尚幸(オリックス)

蔵本 英智(中日)

山川 周一(ソフトバンク)

【投手】

木下 雄介(中日)

山下 亜文(ソフトバンク)

児玉 龍也(ソフトバンク)

中村  晨(ソフトバンク)

吉田  凌(オリックス)

佐藤 世那(オリックス)

鈴木  優(オリックス)

竹安 大知(阪神)

守屋 功輝(阪神)

南川 忠亮(西武)

国場  翼(西武)

【捕手】

九鬼 隆平(ソフトバンク)

若月 健矢(オリックス)

長坂 拳弥(阪神)

【内野手】

石垣 雅海(中日)

川瀬  晃(ソフトバンク)

茶谷 健太(ソフトバンク)

黒瀬 健太(ソフトバンク)

岡崎 大輔(オリックス)

山田 遥楓(西武)

【外野手】

渡辺  勝(中日)

根本  薫(オリックス)

鈴木 将平(西武)


社会人選抜メンバー

【投手】

角田 皆斗(SUBARU)

生田目 翼(日本通運)

堀   誠(NTT東日本)

臼井  浩(東京ガス)

宮谷 陽介(東京ガス)

鈴木 健矢(JX-ENEOS)

岡野祐一郎(東芝)

大野 亨輔(三菱日立パワーシステムズ)

本多 裕哉(三菱日立パワーシステムズ)

勝野 昌慶(三菱重工名古屋)

若林 篤志(JR東海)

平尾 奎太(ホンダ鈴鹿)

猿渡 真之(大阪ガス)

高橋 拓已(日本生命)

吉川 峻平(パナソニック)

坂本光士郎(新日鉄住金広畑)

荒西 祐大(ホンダ熊本)

【捕手】

木南  了(日本通運)

辻野 雄大(ホンダ)

山内 佑規(東京ガス)

柘植 世那(ホンダ鈴鹿)

【内野手】

地引 雄貴(東京ガス)

伊礼  翼(王子)

久保 皓史(三菱日立パワーシステムズ)

原田 拓実(日本生命)

北川 利生(日本津運)

小室 湧未(JR東日本)

松本桃太郎(ホンダ鈴鹿)

北村 祥治(トヨタ自動車)

青柳  匠(大阪ガス)

堀米 潤平(東芝)

田村  強(JR西日本)

【外野手】

増川 航太(JR北海道)

拝崎  諒(JR東日本)

長谷川拓真(JR東日本)

笹川 晃平(東京ガス)

佐藤  旭(東芝)

矢幡 勇人(ヤマハ)

中沢 彰太(JFE東日本)

長池 城磨(ホンダ熊本)