巨人岡本和真内野手(21)がヤクルトとの試合形式合同練習で2打席連続の本塁打を放った。まずは1点を追う7回だ。ヤクルト松岡の抜けたフォークを見逃さなかった。130キロど真ん中に来た球を一振りで仕留めた。打球は左翼席中段、無人のスタンドへと飛び込むソロとなった。

 2本目は土壇場で飛び出した。1点を追う9回1死一、二塁。カウント2-0から甘く入ったスライダーをひっぱたいた。高々と上がった打球は長い滞空時間の後に、左翼席へとスタンドイン。試合をひっくり返す、逆転の3ランとなった。

 2発4打点で、オープン戦と合わせれば“6号17打点”と勢いに乗る。岡本は「昨日打っていなくて、今日はいい形でと思っていたので打てて良かったです。まだまだなのでしっかり、試合に出たらアピールしていきたい」と意気込んだ。