巨人を自由契約となり栃木ゴールデンブレーブスに加入した村田修一内野手（３７）が「４番三塁」で先発出場し、３打数３安打１打点と結果を残した。

　第１打席は初回２死二塁。２度屈伸し、ゆったりとした足取りでバッターボックスに入る。対戦相手は左腕の中島。カウント２－０から内角球を中前へはじき返し、先制の適時打。“初打席”できっちり結果を残し、ファン１００人にも満たない客席からは大きな拍手が起こった。

　続く第２打席は３回。先頭打者として迎えると、カウント１－２と追い込まれてからの５球目を引っ張り、左前へと運んだ。第３打席は４回１死一塁から外角球をとらえて流し打ち。右翼前へボールを落とし、好機を広げた。３安打目を放ち出塁すると代走が送られて、試合から退いた。

　球場内のトイレが工事中のため使用できないなど環境面もガラリと変わったが、独立リーグ移籍後初のオープン戦で格の違いを見せた。