巨人坂本勇人内野手(29)が史上最年少タイで300二塁打を達成した。初回の先頭で、中日大野雄の直球を左翼線にはじき返し、節目の数字をクリアした。史上70人目で29歳4カ月での到達は66年榎本喜八(東京)と並ぶスピード記録。参考扱いだが、坂本勇は29歳4カ月11日、榎本は29歳4カ月14日で成し遂げた。

 5回無死一、二塁では真ん中直球をバックスクリーンに運ぶ1号3ラン。開幕22戦での初本塁打はレギュラー定着後では15年の40戦に続く2番目のスローペース。だが陽岱鋼離脱後の1番を担い、打率3割キープと存在感は抜群だ。「みんなでつないだ、いい流れが打たせてくれたんだと思います」とコメントした。