20日の阪神戦で今季2勝目を挙げた中日松坂大輔投手(37)が元気な姿を見せた。21日にナゴヤドームで行われた投手指名練習に参加。ジョギングやキャッチボールなどのメニューをこなした。「特に問題はなさそうですね。球数もそんなに投げていなかったので」。13日の巨人戦(東京ドーム)では右ふくらはぎの張りを訴え、3回途中で緊急降板。中6日の登板間隔で臨んだ阪神戦では6回を3安打1失点。91球の好投を見せていた。一夜明けて、体調面に問題はない模様だ。

 前夜は「再来週、ナゴヤドームで投げると思うので、よろしくお願いします」と登板を予告した。このことを振られると、「まだ決まってないので…。何となくこれまでの流れで…。言われた所で投げます」と苦笑交じりにはぐらかした。それでも本人の予告通り、交流戦開幕カードとなるオリックス3連戦(29日から、ナゴヤドーム)で先発することが確実視される。