ソフトバンク・デスパイネが通算100号のメモリアル弾を放った。3点を追う9回先頭。ハーマンの150キロの直球を右翼テラス席に運んだ。

 2戦連発の11号ソロ。その後1死満塁まで攻め立てたが、川島の併殺打でゲームセット。「最高のホームランだった。勝利につながればと思っていた。これも野球なんでしょうがない」。記念弾も勝利までは呼び込めず、淡々と振り返った。「100号達成はうれしいけど、チームの勝利のために仕事を果たすことが目標だから」。連敗に言葉少なだった。

 ▼通算100本塁打=デスパイネ(ソフトバンク) 25日の楽天10回戦(ヤフオクドーム)の9回、ハーマンから今季11号を放って達成。プロ野球287人目。初本塁打は、ロッテ時代の14年8月1日のオリックス12回戦(京セラドーム)で西から。