阪神ウィリン・ロサリオ内野手に初めて代打が送られた。

 4番一塁で先発出場したが、巨人田口に3打数無安打1三振と快音は聞かれず。7回の先頭で打順が回ったが、代打鳥谷がコールされた。

 25日巨人戦では菅野から3三振を喫し、9回の3番福留の打席では伊藤隼がネクストサークルに待機する光景も見られた。いまだ低調から抜け出せずに金本監督もついに決断。試合後「今日も、ちょっと打てる雰囲気がなかったので。こちらも腹をくくって代打を出しました。メンタルもちょっとやられている気がするし、表情に出てるわね。自信が…」と説明した。2月の沖縄・宜野座キャンプでは猛打を連発し、不動の4番として期待されたが、シーズンに入ると、日本の配球に戸惑う。特に右投手相手に外角スライダーの出し入れだけで空振り三振など、もろく凡退するシーンが目立っていた。チームが浮上するためにも、主砲の復調が欠かせない。