広島が逆転勝ちで2連勝とし、カード勝ち越しを決めた。序盤から巨人菅野を攻略。1回は鈴木と野間の適時打で2点を奪った。

 逆転された4回は田中の犠飛で1点差に迫ると、5回に西川の適時打で追いつき、会沢が勝ち越しの2点適時打を放った。先発大瀬良は6回途中4失点ながら自己最多11勝目。リリーフ陣の踏ん張りも目立った。チームの貯金は今季最多14に増えた。緒方孝市監督(49)の談話は以下の通り。

 -打線が活発だった

 緒方監督 攻撃陣が菅野からね。初回から得点して、逆転されても2アウトからつながってまた逆転できたのは大きかった。中継ぎ陣もしっかり抑えてくれた。

 -大瀬良が11勝目

 緒方監督 最後は球威が落ちたね。それでも勝ちがついたし、また次に向けてしっかりやってくれたら。

 -フランスアが好救援

 緒方監督 よく投げきってくれた。

 -野間の足が心配

 緒方監督 大丈夫、大丈夫。