広島のクリス・ジョンソン投手は中断後のマウンドに上がらなかった。先発して2回を1失点。2回裏終了時に雨で1時間2分の中断になり、再開後のマウンドには中村祐太が上がった。

そのまま追いつくことができず、ジョンソンに4敗目がついた。10勝左腕は試合後、消化不良の胸中を正直に明かした。

「試合を始める状況じゃなかった。試合開始の際にも雨が降っていて、始まってからもずっと降り続けた。選手がケガをする可能性がかなり大きかった。自分以外にも8人の野手が守ってくれている。これから重要なプレーオフがある。ケガで彼らを欠くのがどれだけ大きなことか」

阪神の日程が詰まっており、簡単には試合を中止にできない事情にも言及した。

「日本でダブルヘッダーができるなら、プレーボールをかけなくてもよかったのかなと。米国ではまず(こういうケースは)ない。開始を待つか、ダブルヘッダーを組むかだね。もし阪神の日程がきついから試合をしたのなら、それは違うと思う」

あくまで、選手のコンディションを最優先すべきとの持論を語った。