11安打で13点を奪い、打ち合いを制した西武辻発彦監督(59)は「序盤は本当に打っても取られて苦しかった。打線は非常に調子がいい。よく打ってくれた」と言った。3回までで8-5の展開に「5時間ぐらい野球をやならいといけないかと思った」と苦笑いだった。

1回は栗山の3ランで先制。「見事。初回の3ランは思いもしなかった。3点は大きかった」と評価し、2回の源田の勝ち越し適時打には「あのヒットも大きい。つないで浅村(の3ラン)。個々が自分の役割を果たしているから点が取れた」と言った。

17日の初戦は敗れ、勝負の第2戦。「今日は大事な試合。負けていればプレッシャーがかかる。明日もいい投手(ソフトバンク千賀)ですが、1試合1試合、目の前の試合を勝ちにいきたい」と気持ちを切り替えた。