大リーグオールスターチームのドン・マッティングリー監督(マーリンズ)前田健太投手(ドジャース)ミッチ・ハニガー外野手(マリナーズ)らが12日、広島市の平和記念公園を訪れた。

松井一実市長に先導されて慰霊碑に献花を行い、その後、平和記念資料館を見学した。

MLB側が希望して実現したもので、マッティングリー監督は「慰霊碑の前に立ち、謙虚な気持ちになりました。この素晴らしい町で野球を行えることは、MLBを代表する我々にとっても光栄なことです」。

また選手たちとともに献花を行ったMLBアジア太平洋地区担当副社長ジム・スモール氏も「これまで皆様がなされてきた平和を広げなければいけないという気持ちを私たちは真摯(しんし)に受け止めました。我々がまた世界に広げていければ」と話した。