中日祖父江大輔投手(31)が19日、名古屋市内で契約交渉に臨み、現状維持の年俸2900万円で更改した。

セットアッパー格として期待された今季は5年目で2番目に多い51試合に登板。防御率3・14の数字を残した。ただ、会見で笑顔は一切見せなかった。

「よかったのは51試合に投げたことだけ。防御率もよくないし、失敗した試合も多い。反省点が多い。2回抹消されて、1年間1軍にいられなかったことが一番くやしい。歳も歳なのでチームを引っ張っていけるようにと思うが、全員がライバルなので、まずは自分のやるべきことをやりたい」と厳しい表情で語った。(金額は推定)